こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。
今日(5月5日)は「こどもの日」。
こどもの頃、菖蒲湯に浸かりながら菖蒲を「はちまき」のように頭に巻きつけきた記憶があります。
「頭がよくなりますように」と願いを込めながら・・・。
あれ?
そういえば今年は鯉のぼりをあまり見かけていないなぁ。
ステイホーム・・・
来年は沢山の鯉のぼりが自由に空を泳ぐ姿を思う存分見られますように。
「挑む」と「逃げる」
「逃げる」という言い方がよくない。
「逃げる」はある意味「別の挑戦」なのではないか?
タレントの光浦靖子さんが、そういったニュアンスのことをあるテレビ番組で発言されていました。
なるほど・・・!
ご本人は「屁理屈をこねているだけかもしれないけれど・・・」と説明されていました。
しかし、私はその発想の豊かさ、切り口に驚き、テレビの前で感心しきりでした。
大概の場合、目の前にたちはだかる壁に挑むことが「挑戦」で、その壁にクルリと背を向けることを「逃げ」と表現します。
そして「挑戦」が良しとされる一方、「逃げる」ことが称賛されることはまずないでしょう。
が、光浦さんの視点で同じ事柄を見ると、途端に違って見えてきます。
壁に背を向けて別の方向に歩き出すということは、「やらない」という道を選び、別の挑戦を選択しているということにもなるのではないでしょうか?
「つくり」は一緒
「挑」と「逃」の漢字を見ていたら・・・
ん? 「部首」が違うだけで「つくり」は同じではありませんか!
意外と、由来は似ていたりして・・・?
という疑問を抱きながら調べてみました。
「挑」
なりたち:手と、音符兆(テウ はねあげる意→跳)とから成り、手で高く上げる、ひいて「いどむ」意を表す
「逃」
なりたち:「しんにょう」と、はなれ去る意と音とを示す兆(テウ)とから成り、はなれ去る、「にげる」意を表す
「しんにょう」
解説:もと、止(あるく、ゆく)に(みち)の省略形を加えて、道を行く、すすむ意を表す。古くは止を部首にして歩む意を示す字ができたが、のちに止にかえて、「しんにょう」を部首にして、ゆく、すすむ、うごき、へだたりなどの意を示す字ができている
【角川書店 新字源より一部抜粋】
うーん・・・
「兆」にそれぞれ「手」と「脚」が付いた、といったかんじでしょうか?
乱暴な言い方をするならば、動作に「手」を用いるのか「脚」を用いるのか、という違いとも言えなくない?!
おまけのお話。
ふと浮かびました。
「兆」つながりで「桃」はどうなんだ?!
「桃」
なりたち:木と、われる意と音とを示す兆(テウ)とから成り、さくっと二つにわれる実が成る木の意を表す
【角川書店 新字源より一部抜粋】
「兆」は色々・・・
話を戻します。
伝家の宝刀
とてつもなくしんどい思いを抱えている時に、
何としてでも乗り越えなくてはいけない・・・
もっともっと頑張らなくてはいけない・・・
と、更にご自身を追い詰めないでください。
壁の向こう側に行く方法は、あなたが今懸命にやっている「素手でよじ登る」ほかにもきっと色々あります。
延々と続くかと思う距離でも、ずっと壁づたいに歩いていったら、切れ目があるかもしれません。ちょっと低くなっている箇所があるかもしれません。
目をこらしてみたら、壁に小さな扉がついているかもしれません。
急に壁の上から梯子が下りてくるかもしれません。
何かの拍子に壁が壊れてなくなるかもしれません。
時には「いつもと違った選択」をしてみるのも「未知なる挑戦」です。
「その壁を越えない」という選択肢もどうぞお忘れなく・・・
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間セラピストの松井まなえでした。
1週間の人気記事はこちら ↓ ↓
★悪意にさらされて消耗しきってしまう前に・・・
★おみくじに一喜一憂・・・よき一年でありますように
★快適と感じる範囲は広い方がいい、温度も人間関係も