どちらが先か? ゆったりはどこから来るのか?

花こんにちは。

千葉県木更津市  スウェディッシュサロン  ゆるり間  セラピストの松井まなえです。

当サロンでは「スウェディッシュマッサージ」と呼ばれる、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメントを中心に行っています。

 

年度末ですね。
異動のある方、退職される方、引っ越しされる方
バタバタしたり、しんみりしたり、ワクワクしたり・・・
次のステージに備え、フィナーレを飾りましょう ☆

 

のんびり動作

春は気持ちがウキウキ & ソワソワする季節。
環境の変化が大きいこの時期は、何かとストレスも多いですよね。

ストレスをためない方法を調べてみると色々あります。
● 規則正しい生活を
● お風呂でリラックスタイムを
● 趣味を楽しもう     など・・・

数多くある方法の中で、興味をひくものがありました。

ゆっくり動く」というものです。
動作をゆったりさせることで気持ちが穏やかになる、らしいのです。

ただ、普段からチャキチャキ動いている人にはなかなか難しい・・・

そこで!
自然とゆっくり動くようになる状況をつくってしまうのはいかがでしょうか?

 

「直線」から「曲線」に・・・

手っ取り早い方法としては「身につけるものを変えること」が挙げられます。

着物を着た時のことを思い出してみましょう。
おしとやかに歩いたり、袖を気にして手を添えたり、帯やヘアセットが崩れないようにそっと浅く腰掛けたり、全体的に動きがゆっくりになりますよね?

日常に和装を取り入れるのは難しいので、可能な範囲で考えてみます。

 

たとえば・・・

ピタッとしたパンツスタイル ⇒ ふんわりしたスカート
パリッとしたシンプルなブラウス ⇒ 柔らか素材のブラウス
キュッとアップスタイル(髪型) ⇒ ゆるい編み込み
スニーカー ⇒ パンプス
落ち着いた色合い ⇒ 明るい色合い

 

服

ちょっと辛い時に、装いを「直線的 & クール」から「曲線的 & 優雅」に変化させてみましょう。
動作も曲線的にゆったりとしたものになります。

だまされたと思って試してみてくださ~い。

 

 

おっとり口調を心掛けてみる・・・

ここで、早口の人をAさんとし、話し相手をBさんとします。

Aさんが話す
→ Bさんは聞き取れない
→ BさんがAさんに聞き返す
→ Aさんはもう一度同じことを繰り返す


① BさんはAさんの言うことをようやく聞き取ることができる。返答をする
② BさんはAさんの言うことがやはり聞き取れない。更にもう一度聞き返す
③ BさんはAさんの言うことがやはりほとんど聞き取れない。そこで、笑ってごまかす、もしくは、雰囲気で返答をする


① 会話が続く
② Aさんは少し苛立ちながら更にもう一度同じことを繰り返す
③ 会話が続く、もしくは、Bさんの見当違いの反応にAさんは困惑

人

おそらくほとんどの人が上記のようなやりとりをしたことがあるのではないでしょうか?
そして、時と場合によって誰しもがAさんにもBさんにもなり得ます。

 

沢山の事柄を短時間で伝えたいがゆえに早口になっているのに、相手の理解を得ぬまま話を進めてしまうため、結局は、意思疎通に時間を要してしまいます。

そして何よりお互いフラストレーションがたまります!
両者が不幸になってしまいます!!

なので・・・
大変な時こそ、情報量が多い時こそ、深呼吸をしてからゆっくり話してみましょう。

 

 

どちらが先か?

① 心に余裕があるから動作に余裕が出る
② 動作に余裕を持たせるから心に余裕が生まれる

どちらでしょうか?
きっとどちらの場合もあると思います。

トゲ

ストレスを感じる時こそ ② を心がけてみましょう。

イライラした気持ちが少し治まるかもしれません。

トゲの先が少し丸くなるかもしれません。

 

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

なりたい自分に近づくために・・・まずは一歩

花こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

先日、あるイベントで「ふなっしー」を見ました。初の生ふなっしーに興奮!
跳躍力、瞬発力にビックリ! すっごいパワフル!!

お客様を楽しませよう、イベントを盛り上げよう、というサービス精神や共演者への気遣いを感じました。妖精

ふなっしーを目の前にして、まさかの( ← 失礼?! )清々しい気持ちに。みんなを笑顔にする、本当に素敵な梨の妖精です

 

葉

夢は・・・

当サロンは、ゆるりとした空ゆるりとした時をお過ごしいただく場でありたいと思います。ご自分と向き合う、ご自分を大切にする、そして「豊かに生きる」を考え、実践していく、そのお手伝いをしたいと思っています。

色そして、ゆくゆくは・・・
体験型講座(ワークショップ)や勉強会の開催をしたいと思います。
私一人の力ではできないので、美や健康、芸術等に詳しい方を「講師」としてお招きする予定です。

 

心を動かし(感じ)、体を動かし(動き)、手を動かし(つくり)、頭を動かし(学び)・・・ワクワクやキラキラを迎えにいきましょう。

創業を応援したい

また「創業に関する勉強会」を実施したいと思っています。

私自身、創業を夢みて、いくつもの創業セミナーに参加した経験がありますが、内容、場所、開催時期、期間、受講料など、自分の都合に合うものを選択していく中で、「まさにこれを求めていた! 」というセミナーに出会うことはなかなか難しいものでした。

自治体や商工会議所、金融機関主催のセミナーの場合、講師が入れ代わり立ち代わり様々な切り口で「創業」についての話をしてくれます。時には、数十名の受講生がいくつかのグループに分かれてディスカッションをしたり、グループ発表をしたりします。
こういったセミナーでは、大規模な創業が想定されていることが多く、「資金借り入れ」「補助金」の説明会も兼ねているようでした。

ほかに、個人の主催する、少人数制(講師1~2名に対し受講生3~5名)のセミナーに参加したこともあります。内容は、趣味の延長での小さな創業を想定し、自分の内面を掘り下げる作業が中心でした。

光「自分にピッタリ! 」とまではいかないものの、どのセミナーからも学ぶことが非常に多かったです。
複数のセミナーに参加することで、自分の知らない世界を知り、色々な情報、知識を仕入れ、自分の中で組み合わせていくことができました

 

「創業を目指す」と一口に言っても、境遇も、思いも、人それぞれです。
ひとつの選択肢として、「創業に関する勉強会」という場を当サロンでも提供できたらいいなぁ、と思っています。あなたを応援させてください!

 

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

スーパームーンに願いを込めて・・・よき一年でありますように

花明けましておめでとうございます。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

1月5日(金)より営業いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

 

夕方、ふと東の空を見ると、そこには大きなお月様が・・・!
そう! 今夜はスーパームーン!!

ただ、国立天文台のHPによると「スーパームーンは天文学の用語ではない。多くの人は、『とても大きな満月』くらいの意味で使っているが、定義ははっきりしない」とのこと。また、「地平線に近い月が大きく見えるのは錯覚」とのこと。

月えーっ! そうなのー?!
なんだかちょっぴり残念・・・。

でも、わたしの錯覚だけではありませんでした!
2018年 最大の満月の日時は、1月2日午前11時24分。
えっ? 今年最大が早くも明日?!
というわけで・・・
2日 日の出直前の西の空に(ほぼ)満月が沈んでいく様子が見えるそうです。

 

葉

暇と退屈と孤独の話

「暇は自分で自分のすることを決められる自由。退屈は満たされない状態。暇だからといって退屈するわけではない」
「楽しむには、自分と向き合う時間や訓練が必要なのです。人は楽しみ方を知らないと、暇、自由の中で退屈する」  (2018年1月1日 朝日新聞より)

哲学者 國分功一郎さんの言葉です。

 

なるほど・・・。
少し前までは、人は思い思いの「暇つぶし」を持っていたのだと思います。それは、電車での移動時間や誰かに会う約束の待ち時間・・・
ある人は読書をし、ある人は景色を眺め、ある人は周囲の人間観察をし、ある人は考え事や空想にふけり、ある人はガムを噛み、ある人は煙草を吸い、ある人は小声で歌を歌い、ある人は編み物をし、ある人は近くの人に話しかけ・・・
それぞれが自分のお気に入りの過ごし方をみつけていました。

時間

今、それらに代わるものがスマホです。
「手持ち無沙汰」という言葉を久しく聞いていないような気がします。

私も恩恵を受けている一人なので、否定するつもりはありません。
ただ、スマホを自分にとって「唯一無二のもの」「必需品」と位置付けることには抵抗があります。抵抗したいのです。

「自分と向き合う時間や訓練が必要」ということは、一朝一夕にできるものではない、ということです。辛抱を伴うものでもあると思います。試行錯誤しながら、独自のものをつくり上げていくともいえます。

 

 

 

「ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントは『孤独と寂しさは違う』と言っています。孤独とは、私が自分自身と一緒にいること。自分と一緒にいられない人が寂しさを感じ、一緒にいてくれる他者を求める。だから、自己と対話できない。孤独にならなければ、人はものを考えられない。孤独こそ、現代社会で失われているものです」  (2018年1月1日 朝日新聞より)

先に同じく、哲学者 國分功一郎さんの言葉です。

 

そうか・・・。
「私が自分自身と一緒にいること」という表現が好きです、しっくりきます。
常に孤独であることは耐え難いものですが、時として、孤独を味わうことにより自身が成長できるのだと私は信じています。
寂しさを紛らわそうと、あらゆる方法を試し、もがくばかりではなく、じっくりその孤独に向き合ってみることも必要なのだと思います。

水

とは言っても、一気に深く潜るのは危険なので、徐々に慣らしていきましょう。
まずは、息継ぎできる深さから練習です。

 

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

自分の置き場所は自分で決めよう ~あなたにしかわからない~

花こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

師走・・・この響きだけで何だか焦りを感じますね。
年頭に掲げた「今年の目標」を振り返ってみました。
・・・あと1ヶ月あります! 頑張っていこー!!

 

花火当サロンのある千葉県木更津市では「木更津恋物語 冬花火」なるイベントが12月中旬から2月中旬にかけて行われ、毎土曜日の午後6時から木更津港周辺に花火が打ち上げられます。

時間は5分間程度なのですが、毎回、異なるテーマで花火があがるので、「来週はどんな花火かな? 」「今日はハートがいっぱ~い。 あっ!バレンタインね! 」と、大いに楽しめます。

夏の花火大会のような一大イベントではありませんが、日常の延長、週末に小さな幸せを運んできてくれます。

葉

グリーン効果!

友人が「開店祝い」にパキラを贈ってくれました。

優しい緑色で、部屋がパッと明るくなります。

花言葉は「快活」「勝利」。
更に、風水学的には「運気が上がる」とされ、仕事運の向上集中力を高めるのに効果的、とのこと。すご~い☆

ありがとうございます!!

 

どこに置くのか? 置かれるのか?

先日の寄せ植えに続き、この度パキラをいただいたこともあり、植物の育て方、手入れポイントを調べる機会が増えました。初心者の私は、耐寒性や水やりなどから勉強しています。
秋から冬にかけては日当たりのいい窓辺に置くこと、水のやりすぎに注意すること・・・

ここで、ふと、ある本のことを思い出しました。
「置かれた場所で咲きなさい」 渡辺和子 著
200万部を超えるベストセラーなので、ご存知の方も多いと思います。

いただいた植物を適切な場所に置くのは私の役目なので、まさか、植物を外に放置して「置かれた場所で咲きなさい」などと言うつもりはありません。
ただ、ひとは植物と違い、(政治的な混乱に直面していたり、重篤な状態であったりする場合などを除き)自分の意思で自分をどこに置くか決めることができる、という考えが、鉢を持ち運んでいる時に浮かびました。

素晴らしい本であるという思いは変わりませんが、どうしても自分に適さない場所であれば別の場所に移ってもいいのではないか、と凡人の私は思ってしまうのです。
極端な例ですが、熱帯の植物は霜がおりるような場所には適しません。それと同じではないかと思うのです。
あなたが咲く場所はあなたが決めましょう。

 

改めて・・・

久しぶりに「置かれた場所で咲きなさい」を読み返してみました。

冬がきたら
冬のことだけ思おう
冬を遠ざけようとしたりしないで
むしろすすんで
冬のたましいにふれ
冬のいのちにふれよう
冬がきたら
冬だけが持つ
深さときびしさと 静けさを知ろう・・・
(114~115頁より抜粋)

仏教精神を基調とした詩を数多く残す、坂村真民の詩「冬がきたら」です。

冬

私は、豪雪地帯に住んだ経験はないので、本当の意味での「冬のきびしさ」を知っているとは言い難いのですが、冬は力をためる時期だと思っています。
「秘めたる力」「神秘」という言葉が似合う季節です。

ちなみに、著者は「冬」を高齢期に置き換えて読むことをすすめています。

 

 

迷うことができるのも、一つの恵みです。
・・・選択する自由、迷う自由・・・
(118頁より抜粋)

 

理不尽や不条理が、その反対に位置するのでしょうか。

迷い、悩むことは苦しいですが、それを「恵み」なのだと思うと少し違ってみえてきます。

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

働き過ぎていませんか? 体の声、心の声に耳を傾けて・・・

葉こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

葉

11月は「過労等防止啓発月間」です月

過日、ホテルプラザ菜の花(千葉市)で開催された厚生労働省主催の「過労死等防止対策推進シンポジウム」に参加しました。

 

参加しようと思ったのには理由があります。

1.いつも疲労困憊のお客様がいらっしゃいます。その方は、恐らく、恒常的に週20~30時間くらいの残業、プラス、休日も度々出勤しているご様子。

2.体験談発表「教育現場での過労死」を聞いてみたいと思いました。お客様の中に学校の先生がいらっしゃいます。お忙しい毎日で、ご自身の自由な時間がほとんどないご様子。

3.「働き方改革をしたい」とおっしゃるお客様がいらっしゃいます。仕事一色の日々に疑問を感じているご様子。

 

微力ながらも、「戦う女性を応援する」ヒントを得られるかもしれない、と思ったのです。

 

命より大切な仕事はない

登壇した方々が口々におっしゃっていました「命より大切な仕事はない」と。

働きづめの方は、考える時間、行動をおこす時間がありません。ずっと働いています。ずっと仕事のことを考えています。休憩、食事すらも満足にとることはできず、わずかな睡眠でつないでいます。

そして、限界をご自身で感じることができなくなってゆきます。

 

理想としては、「おかしい」と声を上げることで、組織が、社会が変わることです。そのことを考える機会をつくり、「過労のない社会」を実現していくことを目的に開催されたシンポジウムです。

シンポジウムの趣旨からは外れるかもしれませんが、ここで私は、「声を上げることが難しくなっている個人」に焦点を当てて考えてみようと思います。

 

本当に「しなければならない」のでしょうか?!

「自分がもっと頑張らなくては」「みんな大変なのだから、私も我慢しなくては」「休んだら周りに迷惑がかかるから休めない」
真面目で一生懸命、責任感のあるひとはどんどん自分自身を追い込んでゆきます。

何においても辛抱は必要です。でも、限界を超えてはいけません。
辛い日々が続いたら、自分自身に問いかけてみましょう。「本当にやらなくてはいけないこと?」「本当にやってはいけないこと?」と。
「自分で思い込んでいるだけかもしれない」「決めつけて、自分自身をがんじがらめにしているのかもしれない」、たとえば「この仕事を続けなくてはいけない理由を自分でつくっているだけかもしれない」と、たまには疑ってみましょう。

 

「勇気ある撤退」は「今」かもしれません

戦う力が残っていない時は、退却しましょう。それは勇気ある撤退です。

山を途中まで登ったところで、行く手に積雪があったとします。
あなたは、山頂を目指す強い意志があります。ただ、装備が十分ではありません。ウェアは雪山に耐えられるものではありません、ピッケルもアイゼンも持っていません。
それでも、気合いだけで雪山を登り続けますか?

山計画と装備、体調を万全に整えた上で、再度、挑戦すればよいのです。

雪山に挑むことをやめてもよいのです。

 

 

組織において、あなたの役割を代わる人はいます。でも、あなたの代わりはいません

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

 

 

 

応援しています! プレオープンで思うこと・・・

葉こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

現在、プレオープン中です☆
徐々にバタバタ感がなくなってきました。
グランドオープンに向けて、よりよい環境づくりに励みます!

 

葉

 

プレオープンをしてから一層、「戦う女性を応援したい」という気持ちが大きくなっています。身を削って頑張っていらっしゃる方が本当に多いです・・・。

孤軍奮闘・・・と思っているあなたへ

一人きりで戦うのは苦しいです。疲れ切ってしまいます。
少しだけ耳をかしてください。

疲労困憊の日々・・・

30歳前後の私が、いつも心の中で呟いていた言葉があります。
「眠い、疲れた、もうダメだ・・・」
気が付くと、この言葉の無限ループでした。

眠いいつもとにかく眠かったです。
お風呂で顔がお湯に浸かって目が覚める、立ったまま壁にぶつかって気が付く、3人でいる時に、私以外の2人が話をしている瞬間に眠りに落ちる・・・。

物理的にも精神的にも仕事が大部分を占めていました。
新任マネージャーとして赴任した先で、「失敗したくない」という思いが自分を追い込んでいきました。思わしくない数字、年上の部下たち、迫る改装計画に悩む日々でした。

常に戦闘モード。
「だから女は・・・」と言われたくない、という思いがとにかく強かったです。
笑うと媚びをうっていると思われるかもしれない。腹を立てるとヒステリーと言われるかもしれない。だから、笑わない、感情を表に出さない、常に淡々と低めのトーンで要点のみ話すことを心掛けたのです。
「こんな人が職場にいたら嫌だな~」と今の私は思いますが、その時は、真剣にやっていました。必死でした。

当時の私は、自分がどうありたいか、どこを目指していくか、ということより、周りからどう見られるか、どう思われるか、が基準になっていました。

 

援軍?!

職場で、思いがけない人に救われました。
社員食堂で働く方です。
食堂の営業時間終了間際に、(職場で使用する)私のPHSに内線電話をくれることがありました。「マネージャー 休憩まだでしょう? ご飯とってあるからね! ちゃんと食べないとダメよ!」と。
本当にありがたかったです。

またある時、他部門のベテランマネージャーから言われました「(私の様子が)いつも崖っぷちで何とか踏みとどまっている感じで痛々しい。(手助けしたくても)こちらからは声をかけづらい雰囲気をかもし出している・・・」と。
悲壮感漂う私を、見るに見兼ねてかけてくれた言葉でした。

 

ハート懸命にもがく自分を見てくれている人がいること、元気づけようとしてくれる人がいることが嬉しかったです。心強かったです。
自分一人で頑張っているような気になっていましたが、実際は色々な人に励まされ、助けられていました。

 

「大丈夫じゃない」と言ってしまおう!

「大丈夫?」と、あなたのことを気にかけてくれる先輩や上司に「大丈夫です!お任せください!」と、力強く答えていませんか?
「何か手伝いましょうか?」と、サポートを申し出てくれる同僚や後輩を「全然大丈夫だよ~」と、笑顔で遠ざけていませんか?
声をかけてくれるということは、あなたの「大丈夫じゃない感」が出ているのです。漏れています。そんな時は、素直に助けてもらえばいいのです。
「一人で頑張ること」は重要ではありません。
声をかけてくれる人は、余裕があるから、そんなあなたの状況に気が付くことができるのです。あなたのことを見ているからわかるのです。あなたのことを心配しているから手を差し伸べたくなるのです。
「頑張っているあなたの力になりたい」という気持ちをありがたく受け取りましょう。

荷物見渡してみましょう。
意外と近くにあなたの味方はいます。応援してくれる人がいます。心配してくれる人がいます。
「そんな人はいない」と結論づける前にもう一度・・・。
まだあなたが気が付いていないだけかもしれません。直接、何かを言われたことはないかもしれませんが、きっといます。
あなたはひとりじゃない。荷物

忘れないで・・・

でも、どうしても戦うことに疲れてしまった時は、休みましょう。休戦です。

「もっと私が頑張らなくては・・・」と自分を奮い立たせるには限界があります。自分を労わりましょう。あなたを大切にできるのはあなた自身です。

 

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。