働き過ぎていませんか? 体の声、心の声に耳を傾けて・・・

葉こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

葉

11月は「過労等防止啓発月間」です月

過日、ホテルプラザ菜の花(千葉市)で開催された厚生労働省主催の「過労死等防止対策推進シンポジウム」に参加しました。

 

参加しようと思ったのには理由があります。

1.いつも疲労困憊のお客様がいらっしゃいます。その方は、恐らく、恒常的に週20~30時間くらいの残業、プラス、休日も度々出勤しているご様子。

2.体験談発表「教育現場での過労死」を聞いてみたいと思いました。お客様の中に学校の先生がいらっしゃいます。お忙しい毎日で、ご自身の自由な時間がほとんどないご様子。

3.「働き方改革をしたい」とおっしゃるお客様がいらっしゃいます。仕事一色の日々に疑問を感じているご様子。

 

微力ながらも、「戦う女性を応援する」ヒントを得られるかもしれない、と思ったのです。

 

命より大切な仕事はない

登壇した方々が口々におっしゃっていました「命より大切な仕事はない」と。

働きづめの方は、考える時間、行動をおこす時間がありません。ずっと働いています。ずっと仕事のことを考えています。休憩、食事すらも満足にとることはできず、わずかな睡眠でつないでいます。

そして、限界をご自身で感じることができなくなってゆきます。

 

理想としては、「おかしい」と声を上げることで、組織が、社会が変わることです。そのことを考える機会をつくり、「過労のない社会」を実現していくことを目的に開催されたシンポジウムです。

シンポジウムの趣旨からは外れるかもしれませんが、ここで私は、「声を上げることが難しくなっている個人」に焦点を当てて考えてみようと思います。

 

本当に「しなければならない」のでしょうか?!

「自分がもっと頑張らなくては」「みんな大変なのだから、私も我慢しなくては」「休んだら周りに迷惑がかかるから休めない」
真面目で一生懸命、責任感のあるひとはどんどん自分自身を追い込んでゆきます。

何においても辛抱は必要です。でも、限界を超えてはいけません。
辛い日々が続いたら、自分自身に問いかけてみましょう。「本当にやらなくてはいけないこと?」「本当にやってはいけないこと?」と。
「自分で思い込んでいるだけかもしれない」「決めつけて、自分自身をがんじがらめにしているのかもしれない」、たとえば「この仕事を続けなくてはいけない理由を自分でつくっているだけかもしれない」と、たまには疑ってみましょう。

 

「勇気ある撤退」は「今」かもしれません

戦う力が残っていない時は、退却しましょう。それは勇気ある撤退です。

山を途中まで登ったところで、行く手に積雪があったとします。
あなたは、山頂を目指す強い意志があります。ただ、装備が十分ではありません。ウェアは雪山に耐えられるものではありません、ピッケルもアイゼンも持っていません。
それでも、気合いだけで雪山を登り続けますか?

山計画と装備、体調を万全に整えた上で、再度、挑戦すればよいのです。

雪山に挑むことをやめてもよいのです。

 

 

組織において、あなたの役割を代わる人はいます。でも、あなたの代わりはいません

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。