こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
2017年秋 オープンを目指し奮闘中です。
創業をするにあたり、私が直面した(している)問題、現状、気が付いたことについて整理してみます。
経済面
無職になれば、当然、収入はゼロになります。1ヶ月間の生活に必要な金額を大まかに計算しているつもりでしたが、退職後すぐに、計算し直さなくてはならない状況になりました。
会社員時代には給与から自動的に支払いが行われていましたが、退職後は自分でお財布から支払わなくてはいけなくなるものがあります。市県民税、国民年金保険料、健康保険料等です。3月に退職した場合、これらの通知は5月~6月頃に届くので、届いたらすぐに一括で払ってしまった方がいいと思います。先延ばしにしても何のメリットもありません。
ここまでは想定内です。
次に、家賃、水道光熱費、食費も固定費として考えます。が、私はここでまず第一の見込み違いをしました。請求書を見てビックリ! 水道光熱費が退職後、2倍近くにはね上がったのです。会社勤めの時、家には寝るためだけに帰っていた人、休日もほとんど家を空けていた人は要注意です。私の場合も、ほぼその状態だったので、退職後、生活が一変、水道光熱費がググッと上がりました。これは盲点でした・・・。
そして、不測の出費もありました。車です。車検は来年だから、とメンテナンス費を考慮していなかったところで、不具合が発生し、修理に10万円近くかかりました。いたた・・・。車を手放すという選択を考えられない中で、避けられない出費となりました。これが第二の見込み違いです。
最後に、第三の見込み違いです。これまでは週末のみ通っていたスクールに、退職後は更なるスキルアップを目的として、平日レッスンも追加したため、交通費がかさみました。千葉県木更津市(自宅)と神奈川県藤沢市(スクール)を往復する回数に比例して増える 月 数万円の交通費は、あらかじめ計算に入れるべき必要経費でした。見通しが甘かったとしか言いようがありません・・・。
数字は数字として捉える
減っていく一方の貯金残高を見ても楽しい気持ちにはならないので、淡々と現状把握に努めるのがよいと思います。そして、締められるところを締めるように計画を修正していきます。
「ゼロではなくマイナス」の経済状況になることをあらかじめ覚悟しておかなくてはいけません。
なので、貯金がない状態で会社を退職し、創業を目指すのは現実的ではありません。「アルバイトをしながらやっていけばいい」と思っても、経済的な問題があまりに多くを占めると、生活自体が立ち行かなくなり、アルバイトに、持てる時間、体力、気力のほとんどを注ぐことになり兼ねません。
本末転倒にならぬよう、ある程度の経済力は必要です。
健康面
私は退職してしばらくの間は、まず、体調を整えることに専念しました。これまでおろそかになっていた、睡眠をしっかりとること、運動をすること、バランスのいい食事をすること、これらを心掛けました。
見た目の変化
顔のしつこい吹き出物が治り、肌がしっとり滑らかになった / 目の充血が治まり、白目部分が青白くなった
体の変化
ギューッとしめつけられるような頭痛がなくなった / 椅子に座っていられず、しゃがみこんでパソコン操作をしていたくらいの腰痛がなくなった / めまいをおこさなくなった / 夜、疲れているのに眠れなかったのが、すぐに寝付けるようになった
自分自身を労わることが、次へ進むための確かな礎になります。
精神面
組織に属さないということは、孤独とうまく付き合っていけるかどうかがカギになると思います。会社員時代は、毎日職場で多くの人と顔を合わせ、話をするのが日常ですが、創業準備では、一人で考え、行動し、黙々とやる作業が増えます。
不安な時は・・・
夢が膨らみ、楽しい気持ちでいっぱいになる時もあれば、ちょっとしたことがきっかけで、急に落ち込むこともあります。
私の場合は、暗いことを考えがちなのは夜なので、そんな時は、「明日の朝 考えよう」と不安な気持ちを一旦やり過ごすようにしています。「漠然とした不安」に支配されないための対処法です。しかも、実際には、翌朝、そのことを改めて考えることはないので、有効な方法だといえます。
具体的な不安材料については、なくす方法、そのための行動も具体的に存在すると思います。勉強する、詳しいひとから話を聞くなど、手を動かすこと、頭を動かすこと、体を動かすことをしていけば自ずと小さくなっていきます。また、その過程が、着々と歩みを進めている実感にもつながります。初めてのことばかりなので、正解も、近道もわかりません、思いついた方法をとりあえず試しています。
ひとりで頑張らない
また、自分の思いを伝えられるひとの存在は大きな支えになります。理想は、理解し、応援してくれるひとが身近にいることです。
人生において、何に重きを置くかはひとそれぞれなので、必ずしもわかってもらえるとは限りませんが、自分にとって大切なひとには、根気強く、自分の思いを伝えていく努力をした方がいいと思います。
私は、セラピストスクールに通い「開業コース」で学んでいることもあり、アドバイスをもらったり、相談をしたりできる、恵まれた環境にあります。更に、開業を目指す同志がいることは刺激であり、励みにもなっています。
自分の心をひらけば、仲間やサポーターが、意外とたくさんいることに気が付きます。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。