敵ではありません、本当は同志なのです

すすきこんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは「スウェディッシュマッサージ」と呼ばれる、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメントを中心に行っています。

 

鳥海辺を歩いていて遭遇しました →

視界に入った瞬間は、ビニールが杭の先に引っかかっているのかと思ったのですが、トンビでした!
3羽います。
(逆光でわかりづらい写真ですが)

トンビが低いところで、しかも集まってとまっているのを見たことがなかったので、物珍しさから近寄ろうと、ここから更に5歩程進んだところで飛び立ってしまいました。

翼を広げると大迫力です。
さすがは猛禽類!

葉

上司と部下・・・

悩みはつきませんね。
ここでは、上司を「Jさん」、部下を「Bさん」として取り上げたいと思います。

 

それぞれの立場

部署異動したばかりのBさんは、新たな環境で頑張ろう、と意気込んでいます。

Jさんは異動してきたBさんに、一刻も早くチーム(職場)の力になってほしいと思っています。

 

この時点では共通の思いを持っている2人ですが、数日後にはかみ合わなくなってしまいます。

 

Bさんの言い分です。

業務内容は初めてのことだらけ、慣れない環境で頑張っている。
担当の仕事を覚えようと奮闘する中、Jさんからはほかの仕事も並行して行うよう指示がある。
それに応えようと一生懸命取り組むが、担当業務もままならない中、新たな業務命令が次々と発せられ、手元には「未完成のもの」「未着手のもの」が溜まる一方。

自身のキャパオーバーを感じ、その旨をJさんに伝えるが、
「できない、と言っているうちはいつまでたってもできるようにならない」
「頑張れ」
と一蹴されてしまう。

仕事をやりたくないのではない。
今の自分の実力では一人でやりきることが困難である、という状況の説明をしたつもりなのだが、Jさんにはうまく伝わらなかったかもしれない。
Jさんが苛立っている様子を感じる。

自分は「つかえないやつ」なのか?
現状報告をしたつもりが、不満を訴えてきた、と解釈されてしまったのかもしれない
このままでは、ほかの人たち(お客様や同僚)にも迷惑をかけてしまうだろう
と悩む・・・

水

Jさんの言い分です。

異動してきたBさんには幅広く仕事を覚えてもらい、ゆくゆくは、ほかのスタッフの業務もサポートできるようになってほしいと思っている。
異動前の引継ぎの時点でこのことをBさんに伝え、本人もやる気をみせていた。

しかし異動してきて数日後、Bさんから「これ以上の業務は無理です」と言われる。
Bさんのこれまでの経験を考慮した上で仕事を振ってきたつもりだったので、申し出に驚く。

チーム力を上げるためには個々の能力を伸ばすことが必要であるため、
「具体的な目標を設定して、ひとつずつクリアしていけば大丈夫」
と激励するが、Bさんからの反応は薄い。
Bさんは挑戦することを初めから放棄しているようにすら見える。

チームの一員としての自覚がないのか?
懸命に働くほかのスタッフの負担を軽くしたい、助けたいと思わないのか?
そもそもBさんが何を考えているのかわからない
と悩む・・・

 

 

「やっかいな人」という思い込み

BさんにとってJさんが「こちらの話を聞かず無理難題を言ってくる人
JさんにとってBさんが「わがままばかりで向上心のない人
になってしまうのは、当事者にとってのみならず職場全体にとってよいことではありません。
更には、業務に支障が出てしまう可能性も大いにあります。

ひと

想像力をはたらかせる

BさんはJさんの目指すチーム像がわかりません。
JさんはBさんの普段の仕事ぶりを知りません。

 

ここで、お互いの状況に思いを巡らせることができれば、少し事態は好転するように思います。
「(相手が)なぜこのようなことを言ってくるのか?」
それを言わしめている背景を考えてみましょう。

 

急がば回れ

Bさんは、自分の思いをJさんに直接言うことが難しい(物理的にも精神的にも)のであれば、まずは同僚や先輩と話をしてみてはどうでしょうか?
そして、Jさんからの指示を一人で抱え込まず、周囲に自分の状況を伝え、必要な時には助けを求めるようにしましょう。
周囲との関係を深めていくことで、Jさんの仕事のやり方や理想もわかってくると思います。

 

Jさんは、Bさんの「出来ていること」にまず目を向けてはどうでしょうか?
減点方式ではなく加点方式をとります。
また、注視することでBさんの業務量や状況を把握できるため、Bさんにとって、無理の少ない業務命令へとつながると思います。たとえ総量が同じだとしても、指示のタイミングが重要です。
Bさんが安心して目の前の仕事に集中できることがチーム力アップに直結します。

ひと

頑なにならず・・・

距離をおいたり、信頼関係を築くことを諦めたりするのは、直面している事態を少しだけ違う角度から眺めてからでも遅くないと思います。

どこかに突破口があると信じて・・・

 

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。