ポンポン展 ~ 美しき曲線に魅了されるひととき ~

ガーベラこんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。

 

ひと今日は東京の最高気温が10℃に届かなかったそうです。
そして週末は夏日に迫る勢いとのこと。

体への負担が大きいですね。

更に、4月が年度切り替えの職場では、大忙しの時期です。
激しい気温変化に疲れが加わり、体調を崩しやすくなりますので、どうぞご無理なさらぬよう・・・。

葉

ポンポン展

佐倉市立美術館(千葉県佐倉市)で開催されていた「フランソワ・ポンポン展」に行ってきました。

テレビでオルセー美術館特集を目にして以来、ポンポンの、丸いフォルムの動物彫刻に魅了されていました。
(フランソワ・ポンポン:19世紀末から20世紀にかけて活躍したフランスの彫刻家)

それが千葉県内の美術館で展示されているというので、行かずにはいられません!

ポンポン展

城下町の洗礼

JR佐倉駅から徒歩20分ほど。
美術館に着く直前にものすごい急坂に出くわしました。上りでは息が切れ、下りでは意図せず小走りになってしまうような坂です。
看板があったので坂の名前を記憶します「猿が脇の坂」。
どうやらこの坂は、佐倉の急坂トップ3に入るようです。

以下、特定非営利活動法人まちづくり支援ネットワーク佐倉のHPより抜粋します。

  1. 1.佐倉城は、印旛沼に注ぐ鹿島川の河口近くにあり、この鹿島川に遠く富里方面から流れ来る高崎川が合流する分岐点を見下ろす小高い台地上に築かれた平山城です。城域や武家屋敷がある辺りは標高は22~32m、比高10~20mほどで、全体的にはかなり起伏がある鹿島台地上に城郭や町家が展開しています。
  2. 2.町家は東側に伸びた舌状台地上に意図的につくられましたが、周りの印旛沼や鹿島川、高崎川周辺や台地下の低地部分には農村が散在して、農作物を作り武士や町方の生活を支えていました。
  3. 3.このように台地が入り組んだ谷津からなる地形の佐倉城下では、何処へ行くにも必ずといって良いほど坂を通らなければ行き着くことができませんでした。それは今も昔も変わらない佐倉の道路事情です。昔から佐倉は坂道の多い城下町です。

なるほど。
風情を感じつつ、鍛錬の日々となるのですね。

さて、坂を上り切ったところで、趣のある建物が目に入ってきました。
さすが、大正時代に建てられた旧川崎銀行佐倉支店(千葉県指定有形文化財)。

 

いよいよ・・・

チケット売り場周辺に20人ほど人がいます。
かなり混雑している模様です。
ある程度の密集を覚悟して、エレベーターで3階展示室へ向かいます。

人はそこそこいますが、展示の間隔がゆったりと確保されていることと、順路が決められていないので、自分の進行方向に人がいる時はその人を避け、人がいない展示物前へ移ったりしながら、展示室を自由に歩き、鑑賞することができます。

展示方法も工夫されていて、作品をぐるりと一周まわって鑑賞できるようになっているものも多かったです。
動物の頭からお尻まで、お腹側も背中側も観ることができました。

「回顧展」というだけあって、作品の変遷を観ることができたのは、とても興味深かったです。いかにして、あの完成された曲線に行き着いたのかを目の当たりにします。

美しい曲線を目にすると、なぜ人はそれに触れたくなるのでしょうか・・・。
ふと、「広隆寺の弥勒菩薩のあまりの美しさに指を折ってしまった人」のことが頭をよぎりました。
(改めて調べてみると、魅了された末の事故で指が折れてしまったようです)
勿論、触れたい欲求はグッとこらえました!

 

おまけ

佐倉市立美術館でのポンポン展は終了しています。(2022年3月29日まで)
が、群馬県立館林美術館から貸し出されているものが非常に多かったため、こちらで観る機会はありそうです。(館林美術館はポンポンの作品を100点あまり所蔵しているそうです)
館林美術館もいつか訪れたい素敵な美術館です。

葉

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

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