こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。
この秋(11月8日)日本公開予定の映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」に「ターミネーター2」に出演していたエドワード・ファーロング(ジョン・コナー)、リンダ・ハミルトン(サラ・コナー)が出演するとのことです。
実に28年振りの復帰!
「ターミネーター2」の公開当時、強く、美しいサラ・コナーに憧れた私は、校庭の片隅にある鉄棒で懸垂したりしていました。
どんなに頑張っても2回くらいしかできませんでしたが・・・
少年ジョンの記憶があまりに鮮明で、新作品を観る時は「初恋の人に同窓会で会う」的な感覚です。
ドキドキ・・・
チャンス到来!
「〇〇がだるい」「▢▢が動かしづらい」「△△に痛みがある」
そんな時は体の使い方のクセを探る絶好のチャンスです!
体の不調の原因はひとつではなく、いくつもの要素が複雑に絡み合って生じています。
まず、思い当たるものを手当たり次第に挙げてみます。
5個浮かんだとします。
その中で、改善できそうなもの、取り組みやすいものを探します。
実際は原因が10個あるのかもしれません。
その場合、自分で見つけられないていないものが残り5個あるということになります。
それでも、10個のうちの2~3個を変えることができれば何らかの効果は期待できます。
些細なことでよいのです。
たとえば、事務職の方で、腕から肩、首にかけてのだるさを感じている場合、体から離れた場所にあったキーボードを体に近づけてパソコン入力を行うようにする、とか。
背の高い方は、作業をする際に腰を曲げる、前傾姿勢になる、という状況になりがちです。
ただ、根本的な解決は難しい場合が多いと思います。そこで個人でできる工夫が必要になります。
その姿勢で作業する時間をなるべく減らせるように下準備をするとか、体の一部分だけで高さ調整をしようとせず、体全体を使うことで負担が一ヶ所に集中しないようにする、とか。
あなたのクセは?
自分の体の使い方のクセを知ることから始めましょう。
こういう時はこうなりがち、というものが必ずあります。
姿勢よく立とうと意識すると、ひざがガクッと後ろに入ってしまうこと(脚の後面がピンと張っている状態)、反り腰になること、肩を下げ、背中側にひいてしまうこと、首がかたまること、などが私にはあります。
また、一日の終わり頃に
「腰が痛い、だるい」
と感じた時、日中を振り返り、あることに気が付きました。
システムキッチンの前に立っている時間が長い日ほど、腰が不調です。
流し台で作業中に、ふとそのことを思い出し、自分の姿勢を観察することにしました。
時間が経過するにつれ、ほぼ必ずやっている姿勢があることを発見しました。
それは、お腹で流し台に寄りかかっているのです。
足を流し台から少し離れたところに置き、お腹の1点だけが流し台に接し、上半身はやや後ろにそらせているような姿勢です。
横から見たなら、ゆるやかなカーブ、弓状になっていると思われます。
しかも寄りかかっている割に、体はあまり楽ではありません。
足を流し台に近づけて、骨盤を立ててストンと脚の上にのせるようなイメージで立つ方が断然楽で疲れません。
が、寄りかかるクセがしみついてしまっているので、油断するとすぐに、お腹寄りかかりの脱力姿勢(実際のところは体のあちこちに力が入りまくりなのですが・・・)になってしまうのです。
これは、ただもう意識するしかありません。
そして、気がついたら直す、の繰り返しです。
映画館で映画鑑賞している時も似たような事態に陥りがちです。
時間の経過とともに、背もたれから背中が、座面からお尻がずり落ちていき、体が前側にだらしなくずれていきます。
そして
「あー、何か疲れた」
と感じます。
そこで、お尻を座面深くに、背中を背もたれに添わせるようにして座り直すと途端に楽になるのです。
活躍してほしいのは「骨」
長時間同じ姿勢を続ける時に注意したいのは「なるべく骨で体を支える」ということです。
筋肉に頼った姿勢を続けていると、当然その筋肉が疲れてしまいます。
そこで、骨をメインに据え、筋肉はあくまでもサブの役に徹してもらうようにします。
「骨と骨が自然にはまる図」を頭に思い描くと、無駄な力が抜けます。
気づいた今から始めよう・・・
体にしみついているクセはなかなか厄介です。
ただ、クセに気が付き、意識するようになれたらこっちのものです。
すぐには直りませんが、気長に気楽にいきましょう。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。