こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは「スウェディッシュマッサージ」と呼ばれる、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメントを中心に行っています。
今日11月20日は「ピザの日」。
「ピッツア・マルゲリータ」の名前の由来となったイタリア王妃マルゲリータの誕生日です。
「ピザって10回言って」
「ピザピザピザピザ・・・」
「じゃぁ、ここは?」
小学生の頃にやりましたよね?
涙活
「涙活(るいかつ)」聞いたことありますか?
意図的に涙を流す行為を指します。
感情が解放される、ストレス解消になる、心のデトックスになる、などと様々な効果がうたわれています。
「泣くとスッキリする」というのは聞いたことはありますが、「泣く」ということは、感情が揺さぶられた結果として涙がこぼれ落ちてしまう現象だと認識していた私には衝撃です。
皆で涙活
研修で取り入れている会社もあるそうです。
ひぃーっ!
職場の人の前で泣くなんて無理!
そんな研修絶対受けたくない!!
家族愛やアスリートなどを取り上げた動画を皆で観て感動の涙を流したり、家族や仲間への感謝の手紙を発表しあって、共感の涙を流したりするそうです。
心の扉を開くきっかけになるのかもしれませんが、それは自分のタイミングで開けたいと私は思ってしまいます。
ひとりで涙活
泣くことを目的に映画鑑賞をするのも涙活の一種です。
私は「泣ける映画」と言われると、「どの場面で泣かせにかかるのか? 」と、内容に集中せず、ついつい斜めから眺めてしまいますが・・・。
「涙活」を狙ったわけではないのですが、ビックリするくらい泣いた映画があります。
「フランダースの犬」
大学生の頃のことです。
新聞屋さんからもらったチケットで(最近は聞きませんが・・・新聞の契約をすると、映画や遊園地のチケット、洗剤などを特典として持ってきてくれましたよね? )観に行きました。
子供の頃に絵本で読んだことがあったので内容は知っていました。
知っていたのに、わかっていたのに号泣です。
夜の上映だったので、映画館は大人ばかりでしたが、客席のあちらこちらからすすり泣きが聞こえてきました。
周りも泣いていると安心したせいか、いよいよ歯止めがきかなくなり、涙とともに、しゃっくりが止まらなくなりました。
泣いてしゃっくりが出る、なんて子供の頃以来だったので、自分でもビックリしました。
上映が終わっても、しゃっくりと涙の処理でなかなか立ち上がれずにいたことを覚えています。
「蝶の舌」
社会人になりたての頃に映画館で観ました。
学生時代にスペイン語を学んでいたため、上映されることが珍しい「スペイン映画を観たい」という興味からでした。
「スペイン映画」ということ以外は何も知らずに観たため、前半の心温まる展開から一転の後半は全くの予想外でした。
劇場が明るくなり
「終わってしまった・・・」
と我に返りました。
切なくて、やるせなくて、映画館を出てからも涙が頬を伝い、伊勢佐木モールをとぼとぼ歩いたことが思い出されます。
痛いのはイヤだなぁ・・・
映画を観て、激しくたくさん泣いた記憶と静かにたくさん泣いた記憶です。
20年近く前のことですが、映画館の様子や帰り道のことまでも鮮明に覚えています。
本や映画は、時間をおいて改めて読んだり観たりすると、初めて触れた時とは印象が変わることがありますが、私は上記2作品をあれ以来観ていません。
正確に言うならば、観ることができません。
「痛み」を再確認する作業のようで、恐怖すら感じます。
私にとって「涙活」は、「痛い」とわかっているところをわざとぶつけに行く行為のように思えるので、しばらく体験することはなさそうです・・・。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。