映画「チネチッタで会いましょう」観てきました

花こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

笑顔年賀状を買ってきました。
子どもの頃から手紙を書くことが好きな私には「年賀状じまい」は無縁です。

まず、宛名を書きます。
続いて、その人を思い浮かべながら文を考えます。

気忙しい師走ですが、年賀状書きは、不思議と心落ち着くひとときです。

葉

映画「チネチッタで会いましょう」鑑賞

ポスターに誘われての鑑賞です。

中盤まで、主人公ジョヴァンニの態度に、こちらは苛立ちっ放しです。
ズレたことを一方的にまくしたてているのに、本人は至極真っ当なことを言っているつもり。むしろ、無知な人々に教えてあげている、導いてあげているつもりな態度にうんざり・・・。

妻パオラをはじめ、周囲にいる人が気の毒でなりません。

ジョヴァンニに反論しようものなら、その100倍くらいの量が返ってきます。
しかも、ものすごくパワフル。一切の歩み寄りなし。
ジョヴァンニの思うようにならない限り、その応酬は果てなく続きます。

なので、反論を試みた人は皆、疲れ果てて諦めてしまうのです。そして、ジョヴァンニは「自分の意見が正しいから相手が納得したのだ」と思い込みます。
反論をしていた人々も次第に諦めに至るまでの時間が短くなっていきます。なぜなら、消耗するだけであることを知ってしまったから。

「あぁ・・・(身近に)こういう人いる!」
と感じていた人も、観客席にきっといたはずです。

 

パオラに別れを切り出された際、「40年間うまくやってきたのに、急になぜ?!」とジョヴァンニは衝撃を受けていますが、それはパオラがずっと折れてくれていたから、合わせてくれていたからです。
それにずっと気が付いていなかっただけです。この先もパオラの気持ちを知ることがなければ、ジョヴァンニは幸せだったのかもしれません。ジョヴァンニだけは。

これまでのようにはいかず、ゴリ押しが通じないとなると、ジョヴァンニは急に弱々しくなります。
でも、ここでジョヴァンニに同情して寄り添ってはいけないことを観客も知っています。もし、ここで情けをかけてしまえば、ジョヴァンニは永遠に変わらないからです。

Coraggio!
(イタリア語「コラッジョ!」勇気を出して頑張って)

 

ジョヴァンニに変化の兆しが見えたところで幕が閉じます。
ふぅっ・・・

葉

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

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