映画「サバカン SABAKAN」観てきました

実こんにちは

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。

 

光今日(9月8日)は二十四節気の「白露(はくろ)」。
朝晩涼しくなり、朝露が白く輝くように見える頃、ということのようです。

美しい表現ですね。

葉

夏の終わりにピッタリの映画

映画「サバカン SABAKAN」の舞台は1986年夏、長崎の海辺まち。
少年2人と、彼らを取り巻く人々の話。

映画

冒頭、小説家(?)となった主人公が少年時代を振り返る、というシーンは、映画「スタンド・バイ・ミー」を彷彿とさせます。
そして、主人公の少年時代の映像に切り替わって、またビックリ。
主人公ひさちゃんが、まるでウィル・ウィートン!
ひさちゃんの友人である、たけちゃんの大人びた佇まいは、リバー・フェニックスと言えなくもない。

ここまでくると、何やら悲劇の予感がしてならない・・・。
ストーリーを追う中でも、それが引っかかっています。
来たるべき衝撃に備える、そんな状況です。

お互いが大切な存在となった少年たちが、冒険を終え、それぞれの家に帰っていく場面にジーンとこみ上げるものがある中で、
「これっきりになったりしないよね?」
と、変なドキドキが止まりませんでした。

 

たけちゃんは10歳にして、過酷な世界を生きています。
彼が踏ん張れたのは、亡きお父さん、お母さん、ひさちゃんの存在があってこそに違いありません。
そして「負けんなよ」と言ってキャップをくれたお兄さん、みかん泥棒をしたたけちゃんをしつこく追いかけてくる農家のおじさんなど、本気で向き合ってくれる人がいるということが、たけちゃんの「諦めない心」を支えたのだと思います。

 

「友達」という言葉の行き違いは切ない場面でした。
ここでまた、
「誤解が解けないままだったら、どうしよう?!」
と不安にかられました。

私は相当「少年時代の夏の思い出」につきまとう影に恐れを抱いているようです。

 

脇を固める俳優さんたちも素敵です。
ひさちゃんのお母さん役である尾野真千子さんのリズミカルな長崎弁に聞き惚れ、子どもや夫の頭をピシャリとはたく姿に見惚れました。
貫地谷しほりさんのお母さん姿には、あたたかな気持ちになりました。

 

懐かしさ、甘酸っぱさ、嬉しさ、切なさ、清々しさ・・・
そんな感情が湧き上がってくる作品でした。

葉

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

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