基本が大事 : スクールに通う日々(2015年8月~9月)

花こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

2017年秋 オープンを目指し奮闘中です。

 

葉

 

楽しく長く・・

「セラピストが自分の体を痛めてしまうようなやり方は絶対にしません。そのために、基本を大切にします。皆さんにスウェディッシュを楽しく長く続けてほしい。なので、正しい姿勢ができなければ先には進みません。時間はかかると思いますが、妥協はしません」

鳥

「手技の順番やかたちを覚えるのではなく、今、どの筋肉に働きかけようとしているのかを意識してください。そうすれば、手を置く場所、体の向き、立ち位置が自ずと決まります。手を置いたら力で押すのではなく(自分の体重を無理なくのせられる範囲で)お客様の体に寄りかかるだけ。筋肉を感じたら、後ろの足で床を蹴ると、オイルの付いた手が自然と進んでいきます・・・」

サヤカ先生からの最初の説明です。

原点はここにあります。

 

スクールでの日々・・・

船スクールでの様子(レッスン内容、課題、心境)を通い始めた当初から順に振り返ってみたいと思います。悪戦苦闘、一喜一憂の日々、ゆっくりと前進していく記録です。

2015年8月2日(スクール1日目)

■正しい立ち方の練習/基本姿勢の練習/エアエフルラージュの練習

⇒ まずは自分のクセを認識することから。大きな特徴は、ひざ裏がピンと張っていて、脚が反った状態になっていること、また、骨盤が傾いた反り腰であること。

何度も正しい立ち方を練習するうちに、正しい姿勢とは、無理なく、骨格で支える姿勢だということがわかってきた。軸を持った上で、ほかの余分な力は抜いた状態をつくるのが難しい。すぐには直せないけれど、めげずにしっかり取り組んでいこうと思う。体も頭も使いぐったり。

2015年8月9日(スクール2日目)

■ペアになり、モデル(お客様役)と練習する人(セラピスト役)を交代で行う練習スタート。シーツの上からモデルの体に触れる練習/足枕の位置調整の練習/軽擦の練習    【 脊柱起立筋、大転子、腸骨、座骨結節 】

⇒ 覚えることがたくさん。頭の整理をしなくては。今後の課題は、ひざ、ひじがピンと伸びきらないようにすること、中指から肩までまっすぐにすること、肩や背中の余分な力を抜くこと。

2015年8月23日(スクール3日目)

■前回の軽擦の続き/背中のオイル塗布/エフルラージュの練習  【 棘上筋 】

⇒ 初オイル! 難しいけれど楽しい。体重移動がうまくできない。

2015年8月30日(スクール4日目)

■基本姿勢(体重移動)の練習

⇒ 全然できていなかったので次へ進めず。体重移動がうまくできない。手と足の動きに腰が連動せず、腰がおいていかれ、戻る時には腰だけが先にさがってしまい、へっぴり腰になってしまう。

2015年9月6日(スクール5日目)

■基本姿勢の復習/背中のサイドプリング、ニーディング  【 肩甲骨、肩峰 】

⇒ 基本姿勢を保つことができない。課題は、上体を起こすこと、下腹に力を入れること、手を置く度に立ち位置の確認をすること。今日もみっちり、こってり。すぐへこんでしまうけれど前を向こう。

2015年9月13日(スクール6日目)

■基本姿勢の復習/両母指に体重をのせる練習

⇒ 圧のかかる方向をイメージしながら立ち位置、体の向きを整える。ひじから親指の先までまっすぐにし、四指は卵をそっと包むイメージなのだが、全てを同時にやることができない。

2015年9月27日(スクール7日目)

■常に手を密着させたまま中指から進む練習

⇒ 指先まで意識し続けることが難しい。なかなか習得できず、少々へこみ気味。

 

まず自分の体への意識が変わる

骨格、筋肉に興味を持つ

スクールに通い始めの2ヶ月間は、毎回驚きの連続でした。それまでの生活において、自分の骨格や筋肉に注意を向けることがほとんどなかったため、レッスンを通し、自分の体と向き合う、体の使い方のクセを知る機会を得ました。

今の生活に支障をきたすことはありませんが、より快適に生活するために、更には、二十年後、三十年後を見据えた場合、骨格や筋肉を正しく理解し、効率的に使えることが自分の助けになると感じました。

その姿勢 本当に楽?

そもそも、「余分な力を抜く」ということを勘違いしていたことに気が付きました。たとえば、立ったままで力を抜く動作をしてみましょう。ふうっ、と息を吐き、腕をぶらん、とさせて、お腹が前に出て、背中が丸くなっていませんか? これが一番、楽な状態ですか? よーく自分の体を観察してみましょう。腰や背中の筋肉が意外と頑張っている様子が伝わってきます。つまり、体をだらりとさせた状態は、実のところ「力が抜けている風」や「脱力アピール」の、ただ単にだらしない姿勢をしているだけだということがわかってきました。余分な力を抜く、楽な姿勢というのは、骨格で支える姿勢です。

身長が伸びる?!

骨せっかく正しい立ち方を学んだので、日常生活においても姿勢を意識するようにしました。特に気をつけているのは、ひざ裏がピンと伸びきらないようにすることです。大腿骨に腓骨がパコッとはまり、一直線になっているイメージです。何気なく立っていると、すぐにひざがガクッと後ろにいってしまいます。長年のクセなので、簡単には直りませんが、気が付いたらすぐに直す、を繰り返しています。

次に骨盤の傾きです。姿勢をよくしようとすると反り腰になってしまい、気を抜いていると、今度はおへそが引っ込み下腹が前に出た状態になりがちです。そこで、骨盤をまっすぐに立てるように意識します。

全身骨格模型を思い描く日々です。

正しい姿勢を意識し始めて2ヶ月が経った頃に、健康診断がありました。身長を測ったところ、なんと1cm伸びていました! 骨が本来あるべき位置に納まったのだなぁ、と納得。

指先の意識が第一印象を変える?!

手の動作や指先で物をつかむ場合にも、スウェディッシュの手の置き方を意識し、力を抜いた状態で優しく指先から触れるよう心掛けています。そういえば・・・指先に気を配るようにし始めた頃から、創業セミナーなどでお会いする初対面の方から「(第一印象が)柔らかい」と、言われることが多くなりました。

 

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。