こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは「スウェディッシュマッサージ」と呼ばれる、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメントを中心に行っています。
今日、11月8日は「風と共に去りぬ」の作者マーガレット・ミッチェルが生まれた日です。
私がこの作品と出会ったのは映画(テレビ放映)でした。
ヴィヴィアン・リー演じる、美しくたくましいスカーレット・オハラに、小学生の私は衝撃を受けました。
清々しいほどにワガママで芯の強いスカーレットに心を鷲掴みにされていたことを思い出しました。
高校生になってVHS2巻組を購入したっけ・・・。
Tomororow is another day.
うつ伏せは苦手・・・
背中から腰にかけての施術の際にはお客様はうつ伏せであることがオイルトリートメントでは多く、スウェディッシュマッサージも例外ではありません。
ただ
「マッサージは大好きだけれど、うつ伏せでいるのが苦手・・・」
とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。
理由は様々です。
・何となく落ち着かないから
・鼻がつまるから
・息苦しいから
・お化粧が擦れて、よれてしまうから
・顔に(シーツ)跡がつくから
・体の動きが制限されるから
・視界が狭まり床しか見えないから
・胸がつぶれるから など・・・
ボディ後面の施術
うつ伏せが苦手な方には、肩の付近にタオルを入れて胸にかかる体重が分散されるようにしたり、(通常はうつ伏せで行う脚の手技を)仰向けの状態で膝をたてていただいた上で行うようにしたり、なるべくうつ伏せの時間が長くならないようにしていました。
ただ、背中や腰の施術を仰向けの状態から行うことは難しく、ハリの強い方には
「もう少しじっくりできたら・・・
でもこれ以上うつ伏せの時間が長くなるとお辛いかもしれない・・・」
という葛藤がありました。
あっ! マタニティトリートメント!!
ふと思いました。
マタニティトリートメントのように横向きで受けていただいたらどうだろうか?
妊婦さんはうつ伏せになることができないため、マタニティトリートメントの場合、横向きが基本姿勢で、そこに仰向け姿勢での施術がプラスされます。
そして、先日、うつ伏せが苦手なお客様にモニターさんをお願いし、マタニティトリートメントのように横向きでの施術を体験していただきました。
結果・・・
「この体勢 楽~ 」
「次回からはこの体勢で受けたい!」
「背中から腰にかけてすっごくほぐれました~ 」
大好評でした!!
体も心も緊張のない状態で受けていただけるので、リラックス度合いも満足感も高まることがわかりました。
楽な姿勢で受けていただきたい
スウェディッシュマッサージでは、お客様のお体の傾きに合わせて、セラピストが立ち位置や距離、姿勢の高さを変えます。
お客様にうつ伏せで施術を受けていただく場合、セラピストが自分の体重をそのまま上から下へのせられますので、その状態と比較すると、お客様が横向きで施術を受けていただく場合、セラピストが斜め方向に寄りかかるようなかんじになるため、入れられる圧は若干弱くなります。
ただ、背中がベッドに対して垂直になっている真横の向きではなく、背中が少し前側に傾いている状態(ややうつ伏せ寄り)ですと、圧が入りやすくなります。
そのため、お客様ご自身が楽な姿勢と感じる範囲で、体を斜めに傾けていただきますと、より効果の高いスウェディッシュマッサージを受けていただくことができます。
心地よさを求めて・・・
何より大切なのは、お客様にとって「ストレスのない状態」です。
ベッドに横たわると、じっとしていなくてはいけないような気がしてしまうかもしれませんが、「しっくりこない」という時は、腕を置き直したり、顔の向きを変えてみたり、どうぞご自由になさってくださいね。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。