「言葉にして伝えること」を考える

花こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは「スウェディッシュマッサージ」と呼ばれる、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメントを中心に行っています。

 

 

ねこ頻繁に行く公園で、気になる猫ちゃんがいます。

歩く後ろ姿が「プリップリッ」としています。
猫はスッと歩くイメージですが、その猫ちゃんはお尻が右に左に揺れています。
丸々としているわけではないので、肉付きによってそう見えるというよりは、歩き方によるのだと思います。

その様子がとてもかわいくて、ずーっと目で追ってしまいます。

会える頻度は、5回に1度といったところです。次はいつ会えるかしら?

 

葉

占いでは・・・

今年も残すところ1ヶ月余りとなり、ちらほらと「来年の運勢」特集を目にしたり、耳にしたりするようになってきました。

占い師の「未来がみえる」という状況は、映像が見えているのか、色で現れているのか、お告げのようなものが聞こえているのか・・・
それがどういったかたちでその方たちに届いているのかはわかりませんが、占い師が、直接は見えない、聞こえない、感じない私たちに「運勢」を伝える手段は「言葉」です。

占い師とは、文章を組み立てる能力が非常に高い人たちなのだなぁ、と思います。

もし、占いの力が非常に優れていたとしても、それを適切に表現することができなければ、せっかくの占い結果をほかの人たちに知らせることができません。

星座

「言葉の力」について考えてしまいます。

 

スウェディッシュマッサージの場合も・・・

スウェディッシュマッサージにおいても「言葉」にしてお伝えすることの大切さを痛感することがあります。

 

ボディケアへの関心が非常に高い常連のお客様がご来店くださった時のことです。

トリートメント後に、いつもより踏み込んだご説明をしました。
コリやハリの強い箇所や筋肉の名称、左右での状態の違い、また、それに応じた手技についてなどをお話したところ、たいへんご興味をお持ちになったご様子で、質問もいくつかありました。

そして、ご納得されたご様子で
「普段の生活で〇〇筋、△△筋を意識してみる。次に来た時どうなっているか教えてね! 」
とおっしゃり、お帰りになりました。

 

「最適」に近づきたい・・・

通常、トリートメントの最中、お客様にこちらから話しかけることはあまりありません。
ごゆっくりとお客様ご自身のお時間をお楽しみいただきたい、という思いからです。

ただ、セラピストはお客様の筋肉と絶えず対話をしています。
そして、「ここがお辛いだろう」「この部分をじっくりゆるめていこう」などと考えながらトリートメントを行っています。

そのような「思い」はお客様に届いていると思いますが、逐一状況説明を行っているわけではないので、「どこがどうなっていて、どのような方法で筋肉をゆるめているのか」ということが明確に伝わっているとは考えづらいです。

会話

「ストレス解消」「リラックス」など「心の元気回復」が主な目的の場合は、とにかくごゆっくりとお過ごしいただくことが大切です。

対して「ボディケア」「〇〇改善」など「体の元気回復」が主な目的の場合は、お客様に「あ~そういうことね! 」とご納得していただくことが大切です。
そのためには細かいご説明をすることが適していることもあります。
更に、ハリやコリの原因(生活習慣、体の使い方の癖など)を探り、改善につながる方法をご一緒に考える、ということも必要です。

 

お客様がスウェディッシュマッサージに何を期待していらっしゃるのかにもよりますし、同じ方であっても、その日の気分によって目的が変わります。

セラピストとして、その時々に応じた、最適なかたちでお客様の「元気チャージ」のお手伝いをしたいと思っています。

 

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。