証明写真が物語るのは己の心理状態?!

こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。

 

雪今夜から明日にかけて、関東南部でも雪予報が出ています。

皆さま、どうぞお気を付けくださいませ。

さて
「道民に聞いた 都道府県別 北から目線 な 各地方の積雪に対する感想分布図」
という日本地図によると
関東地方は「甘えんな軟弱モンが」と真っ赤に塗られています。
はい、すみません・・・。

ちなみに、北陸地方は濃い青色の「雪かき先輩」、鹿児島県は灰色の「おたくは火山灰で大変ね」などで、ジーンとしたり、クスッとしたり ♪
ご興味のある方は是非検索してみてくださ~い。

葉

証明写真機

つい最近、証明写真を撮りました。

写真屋さんではなく、商業施設に設置されている証明写真機を利用。
機械から出てきた写真を見てふと思いました。

そこに写る自分の顔は、数ヶ月前に写真屋さんで撮ってもらった証明写真の顔より「よく知っている自分」な気がしました。
写真の写りがいいとか悪いとかではなく、「お馴染みの顔」という印象を持ったのです。

 

なぜでしょう?

 

証明写真機での撮影は、レンズが内蔵されたガラス面に映る自分の顔を見た状態で行われます。そのため、撮影の瞬間まで自分の表情がハッキリとわかります。「鏡で見ているいつもの顔」がそこにはあります。

一方、写真屋さんでの撮影の場合は、自分の表情がわかりません。カメラマンの構えるレンズを見つめるからです。

証明写真機での写真は「いつも鏡で見る、自分に向けた顔」であり、写真屋さんでの写真は「いつも周囲に見せている、周囲に向けた顔」なのかもしれない、という結論に達しました。

 

写真屋さんにて・・・

ある写真屋さんで撮影した時のことです。
カメラマンは、
「ご用意ができましたらお声かけください」
と、座っている私とカメラの間に姿見を用意してくれました。
そのおかげで、ブラウスの襟を整えたり、髪の毛の乱れを直したりすることができました。

更に撮影中には
「さっき(撮ったもの)より、もう少し笑ってみましょうか?」
「あごを少し上げてください」
「首を少しだけ右側に動かしてください。はい、正面です」
などと、細かく声かけもしてくれます。

「取り直せるのが写真屋で撮るメリットです。何度でも撮りますので大丈夫ですよ~」
と笑顔で言ってもらえた結果、程よくリラックスした表情の証明写真が出来あがりました。

あ~写真屋さんで撮ると仕上がりがキレイだな~、
と満足。

カメラ

それから一年程経過した頃、また証明写真が必要になりました。同じ写真屋さんに迷わず向かいました。
が、前回とはだいぶ様子が違いました。

受付カウンターの奥から
「〇〇さんは?」
「接客中。時間かかりそう」
「えー私が撮るの?」
というやりとりが聞こえてきます。

 

おーい、こちらにまで聞こえていますよ~。

 

そして、カウンター奥から戻ってきたスタッフに、撮影スタジオへ案内されました。

慣れない作業を早く終わらせたい、という気持ちが前面に出ているスタッフ。
そして、スタッフを「にわかカメラマン」と思い、腕を信頼していない私。

結果、片眉がグッと上がった証明写真が出来上がりました・・・。

 

免許センターにて・・・

運転免許証の写真が「何だか人相が悪い」という人は結構多いと思います。

本人であることがわかればいいものなので、写りが「いい顔」である必要はありません。極論を言ってしまえば、顔の輪郭、目、鼻、口のかたちがわかれば何でもいいのです。

しかし、なぜ多くの人が「免許証の写真は恥ずかしい」と思うような写りになるのでしょうか?

免許

原因は、あの場の雰囲気にのまれるからなのではないかと考えます。

免許センターでの撮影の場合、流れ作業でどんどん撮影が進みます。
免許更新に訪れている大勢の人々を時間内でさばききらなくてはいけないわけですから、撮影側が効率一番になるのは無理もありません。

そして、順番待ちで列に並んでいる間中、沢山の知らない人たちに囲まれている居心地の悪さ、自分がもたつくわけにはいかないというプレッシャーにずっとさらされています。

ようやく自分の番が回ってきた頃には、不機嫌なような、困ったような、微妙な表情がすっかり出来上がっているのだと思います。

 

テーマパークにて

「写真付き」というだけの大雑把な括りをするのであれば、テーマパークや水族館などの「年間パスポート」も「写真付き証明証」の一種と言えなくもありません。

これまで、何度か「年間パスポート」を購入したことがあります。

その写真は、購入を申し込んだその場で、プロのカメラマンではない(であろう)スタッフが撮影してくれるのですが、100%「いい顔」の写真になります。

「年間パスポート」を購入するくらいですから、その場が好きで好きでたまらないわけです。
そして、その日から利用開始できるパスポートをつくるために、撮影は入園直前に行われているので、期待と興奮は最高潮です。
その結果、生き生きとした自然な表情の写真になるのだと思います。

ハート

その時の心理状態を如実に物語る証明写真。
何だか面白いですね。

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

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