プレゼントされた「アルケミスト」を読んでみました

こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。

 

計算機今日、税務署から「令和2年分 確定申告のお知らせ」のハガキが届きました。

きたきた!

国税庁ホームページから、「確定申告書等作成コーナー」を開いてみました。

さあ、やるぞー!!

葉

錬金術師の話?

「アルケミスト」という本をご存知ですか?

世界で1億5000万部の大ベストセラーです。

 

 

先日、友人から贈られて初めてこの本の存在を知りました。
早速読んでみました。

 

映画を観ているかのように、目の前に映像がありありと浮かんでくる不思議な本でした。

映画

メッカ巡礼

特に印象深かったのがメッカ巡礼の部分です。

主人公サンチャゴが、旅先で騙されて一文無しになってしまったところを雇ってくれた、クリスタル店の店主はイスラム教徒です。
その店主は若い頃メッカ巡礼のためにお金をためていました。
しかし今は、資金はあるものの巡礼に行くことはありません。

「メッカのことを思うことが、わしを生きながらえさせてくれるからさ、そのおかげでわしは、まったく同じ毎日をくり返していられるのだよ。
(中略)
もしわしの夢が実現してしまったら、これから生きてゆく理由が、なくなってしまうのではないかとこわいんだよ。」

【「アルケミスト」パウロ・コエーリョ 作 山川紘矢+山川亜希子 訳 講談社】

本

大きく分けて人は2種類。
「メッカ巡礼する人」と「メッカ巡礼しない人」。

「メッカ巡礼する人」=「夢を叶える人」
だとするならば、
「自分は、巡礼する方でありたい」と思う人が多いでしょう。

しかし、クリスタル店の店主のように「行かない」という明確な意思がある場合は、能動的に己の人生を歩んでいることになるように思います。

店主が、これまでも、そしてこれからも「行けない」ではなく「行かない」と言い切っているのが清々しいとすら感じます。

 

メッカ巡礼するかしないか
羊を買うか買わないか
ピラミッドに行くか行かないか

これらの行動を、店主も主人公サンチャゴも自分自身に問いかけて、自分で決めています。

メッカ巡礼したいかしたくないか
羊を買いたいか買いたくないか
ピラミッドに行きたいか行きたくないか

ただそれだけです。

 

変わらないことは安心?

また、店主が自分自身を取り巻く環境や自分自身の変化を恐れていることも興味深いことです。
サンチャゴの出現によって、自分の可能性に気が付いたことに居心地の悪さを感じています。

歩

多くの人は、子どもの頃にはサンチャゴのように、自分の可能性が無限に広がっていることを強く信じていたことでしょう。

しかし、大人になってからは「出来そうにない」「そういうことは苦手」と言ってしまうことで、努力をしなくてよくなる、いわば「免罪符」を自分に用意してしまっていることがあるような気がします。

 

読み終えて・・・

自分の気持ちに従って生きることが可能な時代であることを思い出しました。
「自問自答の手間を省いていないか?」
ということを読み終えると同時に意識させられる一冊でした。

道

 

ご興味のある方は是非手に取ってみてください。
読書は、(緊急事態宣言下において求められている)「黙って一人でできる」素敵な時間の過ごし方のひとつですね!

 

葉

 

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

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