「没後50年 髙島野十郎展」行ってきました

実千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。

 

栗日中はまだまだ暑いですが、朝晩は涼しくなってきましたね。

ふと思ったのですが・・・
「夏本番」は聞きますが「秋本番」って聞かないですね。
冬も春も。

葉

千葉県立美術館へ・・・

千葉県立美術館で開催されている「没後50年 髙島野十郎(たかしまやじゅうろう)展」行ってきました。

ポスターに目を奪われました。
光を放つ小さな満月の絵の横に
「月ではなく闇を描きたかった。闇を描くために月を描いたのです。」
との文言。
俄然、興味が湧きました。

 

千葉県立美術館に足を運ぶのは初めてです。
目的地が近づいてきたところで、前方には郵便配達のバイクが5台列をなしています。同じバイクが一列に並んで走っている様は「かわいい風景」で、つい笑みがこぼれます。
程なくして、巨大な郵便局(千葉中央郵便局)が見えてきて納得。

郵便局を通り過ぎたところに、お目当ての千葉県立美術館があります。
車で行ったのですが、最寄り駅「千葉みなと」からのアクセスもよさそうです。
美術館は、まちから離れた静かな場所にあるイメージがありますが、駅から徒歩10分程と便利です。

いざ入館

ゆったりとした展示で、のんびり鑑賞スタートです。
すぐに
「あ、私この人の絵が好き・・・」
と感じます。

不思議な世界に引き込まれます。
ずーっと見ていたい気持ちになります。

丁寧な説明パネルも読んでいきます。
野十郎の人となりがとても魅力的です。

 

展示されている手紙に添えられた、柏(千葉県柏市)のアトリエまでの図が、これまた上手!
上野駅での乗り換え方法や常磐線の駅が描かれた路線図、柏駅からの道順が描かれています。
アトリエに来てくれる人(手紙の持ち主)を気遣う気持ちが、こちらにも伝わってきます。

 

「個人蔵」の絵が非常に多かったのも印象的でした。
「こんなにも沢山の個人蔵をどうやって集めたのだろう?」
と、髙島野十郎を愛し、多くの人々に存在を知ってほしいと願う美術関係の方々の情熱を感じます。
そして、野十郎から贈られた絵を大切に持ち続け、展示を承諾した方々の、野十郎との深いつながりも感じます。

 

反芻・・・

図録を買いました。

これまでも美術鑑賞の後、「図録ちょっと興味あるなぁ」と、購入を迷うことはありますが、今回は図録を見つけた瞬間に「欲しい!」と即購入を決めました。
野十郎を知るにつれ、ますます好きになっていきます。

 

千葉県立美術館での展示は明日9月28日までです。
その後、年内は福岡会場、
2026年は、愛知会場、大阪会場、栃木会場が決まっています。
東京での開催も予定されているようです。

葉

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

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