こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。
昨年11月に種をまいた「オルレア」が咲いてきました。
「種からで育つかしら?」
と、ガーデニング初心者の私は心配していましたが無事に花が咲きましたー!
丈夫!
そして手間いらず!!
白く小さな花が沢山咲いている様子を眺めると心が和みます。
花言葉は「静寂」「可憐な心」「細やかな愛情」「ほのかな想い」など。
質問と回答
「ステイホーム」で、家にある本を読み返すことが増えました。
今日は
「谷川俊太郎質問箱」谷川俊太郎著・ほぼ日ブックス
をご紹介したいと思います。
この本は、読者から寄せられた質問に詩人の谷川さんが答えていくものをまとめたものです。
小さな子供から人生のベテランの方まで、幅広い年代の方からの質問が掲載されています。
面白いものばかりです。
特に興味深く思った部分を以下に抜粋します。
質問16:
何か決断したあとに、反対意見を言われると、
「私、間違っているのかな」と不安になって、
結果的に、がんばりに対するパワーが減ってしまいます。
こんなとき「私は正しい」って思いこめたら、
もっとがんばれると思うのです。
自分が正しいと思いこみたいときは、どうしたらいいですか?
谷川さんの答:
反対意見を言われて
「私が間違っているのかもしれない」と思うのは、
「私は正しい」と思いこむのより健康で建設的です。
そこから始めるほうが相手とうまく行くと思う。
〈 中略 〉
絶対に正しい人なんてどこにもいないんだから、
自分と他人を相対的にとらえて、
ちょっと引いた視点で見るのもいいいんじゃないかな。
意見は正しい、まちがっているという二分法では
割り切れないことが多いし。
谷川さんの答えにある
「『私が間違っているのかもしれない』と思うのは、
『私は正しい』と思いこむのより健康で建設的です。」
「絶対に正しい人なんてどこにもいない・・・」
という部分にとても惹きつけられます。
「絶対」について考える
上記の質問内容からはそれますが、谷川さんの回答にある「絶対」という言葉に焦点を当てたいと思います。
たとえば、もし、仕事上で何か問題が発生した場合、再発防止のために原因を探っていくことになると思います。
その際
「私は絶対に間違えていない」と思う人は、自分以外のところに原因を探します。
一方
「気を付けていたけれど、もしかしたら自分が間違ったのかもしれない」と思う人は、まずは自分の行動を振り返り、確認を行います。そして、そこに問題が見当たらない時点で、別のところに原因があるのではないかと考えます。
どんなに慎重に、かつ再三再四の確認作業をしていたとしても、そこに「絶対」はないと思います。
「絶対」と言い切ること
「自分は正しい」と信じ込むことは危険な気がします。
また、自分の行動を振り返ることで、今回のトラブルに直結はしていなくても、次回に活かせる改善点が見つかり「成長の機会」となるかもしれません。
決して「自分を信じない」ということではありませんが、「(ほかの人を疑う前に)まずは自分を疑う」ということは大切だと思います。
それが、自分にも、ほかの人に対しても「ほんのちょっぴり余白を残しておく(追い詰めない)」ということにつながるような気がします。
発見
本を読み返すと、以前読んだ時と印象が異なることがあります。
映画や音楽などでそういった経験をされる方もいらっしゃると思います。
本や映画、音楽は変わっていないので、受け手である自分が変わっているということになります。
本を手にとるその時々で、目に留まる、心にひっかかるものが異なります。
以前はさらりと読み飛ばし、記憶にも残っていなかったところで、ページをめくる手が止まったりすることも含めて面白いと感じます。
これはこの先ずっと楽しめる遊びですね!
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。
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