こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。
本日(8月31日)は「宿題の日(学べる喜びに気づく日)」です。
夏休みの宿題
早めに終わらせるタイプでしたか?
ギリギリにやるタイプでしたか?
どの宿題が得意でしたか?
どの宿題が残りがちでしたか?
皆さま、それぞれに夏休みの宿題にまつわる思い出がおありだと思います。
通った学校や時期は違えど、皆、共通の盛り上がる話題ですよね!
中身はない質問?
以前、勤めていた職場でのことです。
「痩せた? 」
時々仕事をご一緒する方で、お会いすると決まってこのセリフを口にする方(以下、Aさんとします)がいらっしゃいました。
実際のところ、私の体型は特に変化なし。
「会うたびにそんなに痩せていたら身がなくなっちゃいますよ~」
と、いつも心の中で突っ込んでいました。
そして、ある時気が付きました。
その一言は、Aさんにとって挨拶の延長だったのです。
Aさんにとっては、仕事以外に共通の話題がない私との場をもたせるために発していたもので、質問自体には特に意味はなかったと思われます。
Aさんが大先輩であるにもかかわらず
「痩せていませんよ~」
と、ついこちらも軽いノリで答えていました。
仕事の真面目な話を控え、緊張しているこちらを気遣ってくださってのことだったのかもしれません。
印象的なやりとりでした。
意味深な返答?
次も、以前、勤めていた職場での出来事です。
「Bさん、久しぶり! 元気? 」
と私。
「元気じゃない。もう大変なんだよ~」
とBさん。
大概の人からは
「元気」
という定型の返答が返ってくることが多いだけに、
「え? どうしたの? 大丈夫?! 」
と、こちらも慌てます。
勤務時間中、廊下ですれ違いざまの出来事なので、時間はあまりない中で、お互いに簡単な近況報告をして
「お互い頑張り過ぎずに頑張ろう」
などと交わして別れます。
そして、Bさんと会うたびにこのやりとりが繰り広げられることになりました。
はじめの頃は、
「元気じゃない」
という返答に驚いていましたが、そのうち(良くも悪くも)慣れてしまいました。
おそらく、Bさんから
「元気」
という返答が返ってきたことは一度もありませんでしたが、
「元気じゃない」
という返事とは裏腹に
「あ、Bさんはいつも通り元気そうだな」
と思っていた記憶があります。
何だか奇妙なやりとりでした。
「ちょうどいい話」は難しい?!
「挨拶プラスα」が、思いがけず場を和ませたり、会話の糸口になったりすることがあります。
普段、接する機会が少ない相手であれば尚更です。
ただ、プラスαとなる「ちょうどいい話」はなかなか難しいとも思います。
上記の私の体験は、いいコミュニケーションになりましたが、言葉だけでみると、逆になる可能性もあります。
「痩せた?」
という言葉は、場合によってはセクハラになります。
また、言われた側が健康面で不安を抱えていたとすれば、たいへん傷つく言葉です。
「元気じゃない」
という返事には、声を掛けた側が申し訳ない気持ちになったり、悩んでしまうかもしれません。
これらのやりとりは、Aさんと私、Bさんと私との間に信頼関係があってこそ成り立つものでした。
「ちょうどいい話」は一方的なものではなく、共につくっていくものだと思います。
何気ないやりとりが円滑な人間関係に結びついていくことがあります。
無理をせず、まずは「天気の話」のような無難な話題から始めていくことがよいと思います。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。
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