こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。
1年半前「開店祝」にいただいたパキラが元気いっぱいです。
昨年一度、剪定をしましたが、ここ1~2ヶ月の成長には目を見張るばかりです。
またもや私の身長を超えそうです。
もっとも、原産地(熱帯)では15ⅿにもなる高木ということなので、ぐんぐん伸びるわけですね。
パキラの剪定に適しているのは5~6月、とのことですので、夏本番を前に剪定したいと思いまーす。
どちらで訊かれたい?
A)なんでできなかったの?
理由を問う。
B)どうしたらできるようになると思う?
方法を問う。
職場で、この「どうしてできなかったの?」「どうしたらできるようになると思う?」という質問をされたり、したりしたことがある人は多いと思います。
質問側が上司(先輩)、回答側が部下(後輩)に当たります。
数式でのイメージ
完成形(達成)を100とします。
前述の A)を式に表してみます。
A)100-X=70
完成形「100」に「X」分足りなかったため現状「70」です。
B)70+X=100
現状の「70」に「X」分を足します。
そうすると、完成形「100」になります。
同じ値を求めます。
が、実際のところは過程により「X」の中身が変わってきます。
「どうしてできなかったの?」
これを言われた側にしてみると「責められている」ような気がしてしまうことがあります。
そして、明確な理由が見つけられない時があります。自分でも理由がわからないのです。
その時、回答側(部下)は質問側(上司)が納得しそうな答えを並べることがあります。
目的が「上司を納得させること」になります。
「どうしたらできるようになると思う?」
これを言われた側にしてみると「これからの自分の発言に責任を持たないといけない」と考えます。
「言ったからにはやらなくては・・・」という有言実行のプレッシャーを感じるわけです。
どちらが適当なのか?
どちらがいい、というよりは、質問側(上司)と回答側(部下)の関係性や、それぞれの意識がポイントだと思います。
上司が「一緒に考えよう」という姿勢である場合は、部下は、今はまだ身に付けていない能力、サポート体制、環境等についても言及することが可能になります。
部下は、懸命に取り組んだ結果として自分の力が及ばなかったことを痛感しています。
受け止めてくれる上司には、現状の不満ではなく、改善を提案できる状況になるのです。
立場の強い質問側(上司)が、回答側(部下)に添うことがまずは大切だと思います。
とは言え、上司も時には「会話が成り立たない・・・」とか「なんで大人相手に、こんな噛んで含めるような説明をしなきゃならないの?」と悩んだり、苛立つこともあると思います。
もう少しだけ、粘ってみてください。
「もしかしたら自分も、かつて、こんな風に思われていたのかもしれない・・・」
と、深呼吸してみてください。
一人二役・・・
自問自答の際にも使えます。
まずはできなかった原因を探ります。
そこは、なるべく淡々とした作業にします。理由と言い訳に境界線を引きます。
原因を探ることに没頭してしまうと、「現状」の枠の中に考えが留まりがちです。
深みにはまる前に次の作業に移ります。
「どうしたらできるようになるか?」を考えます。
ここは、突拍子もないこと、今はまだできないこと、ほかの人の力が必要なこと等、自分で発想に縛りを設けることなく、思いつく限りのことを挙げてみます。
「理想の上司」と「一生懸命な部下」を一人で演じちゃいましょう。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。