明けましておめでとうございます。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
1月5日(金)より営業いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
夕方、ふと東の空を見ると、そこには大きなお月様が・・・!
そう! 今夜はスーパームーン!!
ただ、国立天文台のHPによると「スーパームーンは天文学の用語ではない。多くの人は、『とても大きな満月』くらいの意味で使っているが、定義ははっきりしない」とのこと。また、「地平線に近い月が大きく見えるのは錯覚」とのこと。
えーっ! そうなのー?!
なんだかちょっぴり残念・・・。
でも、わたしの錯覚だけではありませんでした!
2018年 最大の満月の日時は、1月2日午前11時24分。
えっ? 今年最大が早くも明日?!
というわけで・・・
2日 日の出直前の西の空に(ほぼ)満月が沈んでいく様子が見えるそうです。
暇と退屈と孤独の話
「暇は自分で自分のすることを決められる自由。退屈は満たされない状態。暇だからといって退屈するわけではない」
「楽しむには、自分と向き合う時間や訓練が必要なのです。人は楽しみ方を知らないと、暇、自由の中で退屈する」 (2018年1月1日 朝日新聞より)
哲学者 國分功一郎さんの言葉です。
なるほど・・・。
少し前までは、人は思い思いの「暇つぶし」を持っていたのだと思います。それは、電車での移動時間や誰かに会う約束の待ち時間・・・
ある人は読書をし、ある人は景色を眺め、ある人は周囲の人間観察をし、ある人は考え事や空想にふけり、ある人はガムを噛み、ある人は煙草を吸い、ある人は小声で歌を歌い、ある人は編み物をし、ある人は近くの人に話しかけ・・・
それぞれが自分のお気に入りの過ごし方をみつけていました。
今、それらに代わるものがスマホです。
「手持ち無沙汰」という言葉を久しく聞いていないような気がします。
私も恩恵を受けている一人なので、否定するつもりはありません。
ただ、スマホを自分にとって「唯一無二のもの」「必需品」と位置付けることには抵抗があります。抵抗したいのです。
「自分と向き合う時間や訓練が必要」ということは、一朝一夕にできるものではない、ということです。辛抱を伴うものでもあると思います。試行錯誤しながら、独自のものをつくり上げていくともいえます。
「ユダヤ人哲学者ハンナ・アーレントは『孤独と寂しさは違う』と言っています。孤独とは、私が自分自身と一緒にいること。自分と一緒にいられない人が寂しさを感じ、一緒にいてくれる他者を求める。だから、自己と対話できない。孤独にならなければ、人はものを考えられない。孤独こそ、現代社会で失われているものです」 (2018年1月1日 朝日新聞より)
先に同じく、哲学者 國分功一郎さんの言葉です。
そうか・・・。
「私が自分自身と一緒にいること」という表現が好きです、しっくりきます。
常に孤独であることは耐え難いものですが、時として、孤独を味わうことにより自身が成長できるのだと私は信じています。
寂しさを紛らわそうと、あらゆる方法を試し、もがくばかりではなく、じっくりその孤独に向き合ってみることも必要なのだと思います。
とは言っても、一気に深く潜るのは危険なので、徐々に慣らしていきましょう。
まずは、息継ぎできる深さから練習です。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。