こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。
年内は30日(金)まで営業いたします。
私を支えていたもの
小売業で働いていた頃、12時間拘束は日常、時に16時間職場にいることもありました。
とにかく、いつも疲れていました。
休みの日の日課はマッサージ通い。
鉛のように重い体を、少しでも軽くしないことには、翌日働くことが不可能に思えていました。
それは、まぎれもなく、自分の体を「労わる」時間。
ひとの手によって「労わられる」という感覚が欲しかったのかもしれません。
体の回復を目的としているつもりでしたが、心の回復もそこには含まれていました。
ある時、「癒し」の旅行を計画しました。
観光などは全く予定せず、温泉地の高原リゾートホテルを予約。
チェックイン早々、アロマポットのスイッチを入れ、部屋に置かれたそれはそれは立派なマッサージチェアに身を委ね、ガシッとしたしっかりめの圧を感じつつ、読書にふけります。
タイマーで電源が切れる度に、電源を入れ直し、連続使用。
(明らかに誤った使用方法です・・・。)
そうこうしているうちに、何やら体に異変を感じました。
そうです、強烈な揉み返しがきたのです!
普段受けている「ひとの手による長時間のマッサージ」とは、全く異なるのだということを痛感した出来事でした。
15年前の話なので、現在のマッサージチェアがたいへんな進化を遂げているであろうことは頭ではわかっています。
が、あの日以来、マッサージチェアに引き寄せられることはなくなりました。
手の力
「ひとの手が持つ力」を信じます。
触れられた瞬間に感じる、温かさ、柔らかさ、滑らかさ、適度な重み。
施術における技術もさることながら、セラピストの「このひとのために・・・」という思い。
疲労困憊だったあの頃の私がもらっていた力を、今、スウェディッシュマッサージをとおして皆さまにお届けしたいと思っています。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。
1週間の人気記事はこちら ↓ ↓
★「世界一長いクレッシェンド」から学ぶ
★「挑む」と「逃げる」は紙一重なのか?!
★定年を自分で決めるとしたら何歳に設定しますか?