いま立っている側と、逆側からも見てみる

花

こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。

 

湿度梅雨に逆戻りしたかのように雨が続いていますね。
記録的な大雨被害が心配です。

連日の雨で、室内の湿度が60%を超えがちです。
こんな時は除湿機の出番です。
面白いようにタンクに水が溜まっていきます。

皆さま、どうぞ体調管理にお気をつけくださいませ。

葉

相談する側の言い分

Aさんは頼れる人。
悩みを相談すると、いつも親身になって聞いてくれていた。

でも、最近、ちょっと様子が違う。

正論や一般論を言ってくる。
そんなことは聞きたくない

「それができれば苦労しないよ」
つい、言い返した。

この、大変な状況をわかってほしい。気持ちに寄り添ってほしいのに・・・。

Aさんから言われた言葉が頭の中をグルグル回る・・・。
「ただ聞いてほしいだけなら、詳細を知っている人に話した方が共感してもらえるのでは?」
「問題解決に向けて行動を起こさないなら、状況が変わらないのは仕方がない」

イライラ

相談される側の言い分

Bさんは仕事のことで悩んでいる。
いつも悩んでいる。

その問題を解決するにはどうしたらいいか、一緒に悩み、考え、その都度、提案をしてきた。
「一人で抱え込まないで、こういう風に上司に相談してみたら?」
「こういった段取りで仕事を進めてみたら?」
「こんな感じに物事を考えてみたら?」

でも、Bさんを取り巻く状況は一向によくなっていない模様。
口にする事柄は変わらない。

Bさんから話を聞くうちに、
「また、この展開か・・・」
と、思ってしまう。

「Aさんは冷たい」
とBさんからの一言。

Bさんの悩みが解消されるように、取り巻く環境が少しでも良くなるように、と一生懸命考えてきたはずなのに・・・。

ひと

慮る(おもんぱかる)

自分の立ち位置から見えている景色と、相手の立ち位置から見える景色は異なります。

相談される側の気持ちを想像する

相手の厚意に甘えきっていないか、依存していないか、少し心に余裕のある時に、考えてみることも大切だと思います。

思いやりを持って人と接することを常としているひとであっても、そのひと自身が悩みを抱えていたり、体調が優れなかったりすることもあります。
真剣に受け止めてくれるからこそ、相談された側も苦しくなってしまうのかもしれません。

第三者に話を聞いてもらうのも一つの方法です。
気持ちが楽になる場合もあります。また、全く想像もしなかった受け答えに拍子抜けしたり、いつも傍にいてくれる人への感謝の気持ちが生まれたりすることもあります。

相談する側の気持ちを想像する

相手を問い詰めるような言い方になっていないか、言葉を発する前に一呼吸入れることも必要だと思います。

「アドバイス」という名目で、自分の考えを押し付けていませんか?

相手の抱えている「問題(原因)」の部分ばかりに焦点を当て、それをいかにして取り除くかに集中し過ぎてしまい、「ひと(相手)」を見失っていることがあるのかもしれません。まずは、そのひとが感じている「痛み」が和らぐ方法を考えてみましょう。「手当て」が求められています。

また、時に、役割を交代することがあってもいいはずです。いつも聞くばかりではなく、聞いてもらう側になってみるのです。

ハート

どちらの立場でも、一旦、「当事者」であることを忘れてみることが有効かもしれません。
「他人ごと」として、距離を置いて眺めてみましょう。
きっと、今まで見えていなかった景色がそこにあると思います。

葉

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

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