映画「オットーという男」観てきました

こんにちは。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。

 

当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。

 

花4月に年度切り替えを迎える職場の方は、この時期、大忙しのことと思います。
人事異動の内示もそろそろ出る頃でしょうか。

送別会を久し振りに開催する、という職場も多いかもしれません。
毎日顔をあわせていた人と、その日を境に会わなくなる、というのは何とも不思議です。

儀式というと大げさかもしれませんが、節目というか門出というか、送別会には特別感がありますね。

新たなる一歩に乾杯!

葉

映画館へ

好きな俳優、トム・ハンクスが主演ということで、映画「オットーという男」を観に行きました。

冒頭、偏屈なオットー(トム・ハンクス)の様子に
「うわっ・・・この人が近所にいたらイヤだなぁ」
と思わずにいられません。

トム・ハンクスの目がすごいです。
「この目で見られたくない」
と、心の底から思います。

 

徐々に、オットーの怒り、いら立ちの理由が明らかになっていきます。
とてつもない悲しみ、喪失感が彼をそうさせているのです。

 

感じの悪いオットーですが、マリソルをはじめ、彼を取り巻く人が放っておきません。
オットーは、そんな隣人たちに鬱陶しさを感じつつも、完全には拒絶しません。
ここがポイントなのだと思います。
差し伸べられた手を完全に振りほどき、扉を閉めてこもってしまうのか、
手を払いのけるものの、扉をほんの少しだけ開けているのか、という違いです。
この違いが運命の分かれ目となります。

 

きっと、人生において、こういう場面にひとは多く遭遇しているはずです。
しかし、当事者は気が付かない・・・。

 

オットーの人生は、彼の言葉を借りるなら
「それまでのモノクロの人生にソーニャ(妻)が色を与えてくれた」
と。

愛に包まれた時間を過ごすことができるのは、この上ない幸せです。
そして、それを失うことを思うと、恐怖しかありません。

 

最愛の妻は隣りにいません。心に大きな穴が開いたままです。
しかし、妻を共に偲び、悲しみに寄り添ってくれる人がいます。

オットーのまなざしが、変わっていきます。
慈しみを帯びた目になっていきます。

 

沁みる作品です。

 

なんか嬉しい・・・

エンドロール最後に「戸田奈津子」さんのお名前を発見!
(英語の)映画鑑賞の最後にいつも確認してしまうのですが、最近お見かけすることがめっきり減ってしまっていたので、嬉しくなりました。

葉

今回はここまでです。またお会いしましょう。

千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。

 

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