こんにちは。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえです。
当サロンでは、解剖生理学に基づき、浅い筋肉から徐々に深い筋肉をゆるめていくオイルトリートメント「スウェディッシュマッサージ」を中心に行っています。
梅雨に、しとしと雨が降ると安心します。
慌てず騒がず、
じっくりゆっくり大地を潤してください。
昭和の名作を鑑賞
映画「小早川家(こはやがわけ)の秋」を観てきました。
小津安二郎監督 1961年(昭和36年)の作品です。
(不朽の名作がデジタルで甦り、2週間毎に作品を入れ替えて上映される「午前十時の映画祭14」にて、本作は6/21~7/4まで上映)
なぜこの作品に興味をもったのかというと、10年くらい前に、映画好きの友人に勧められて、同監督の作品「東京物語(1953年)」を観たことがありました。
衝撃でした。
大事件が起きるわけではありません。が、しみじみと心に沁みます。
また、内容もさることながら、原節子さんの美しさに息をのみました。
その小津安二郎監督と原節子さんの作品となったら、観ずにはいられません。
かつての日本の風景をうかがい知ることができます。
簾戸(すど)や葦戸(よしど)と呼ばれる夏の建具をはじめ、昭和30年代の日本家屋や街並みは趣があり、とても美しいものでした。
また、登場人物の装いが新鮮でした。普段着の着物とおしゃれな洋服が混在しています。
ご隠居の小早川万兵衛の佇まい、後ろ姿が何ともいえません。
身内であったら大変だと思いますが、傍で見ている分には、何とも愛嬌のある人物です。
医師から「ご高齢ですから」と言われていた、ご隠居さんの年齢は65歳設定のようです。
また、30代であろうアキコさん(原節子さん)が「私なんておばあさんだから・・・」というセリフを何度となく口にします。
今の感覚からいうと、不思議な感じがしますが、当時の平均寿命は男性65歳、女性70歳。
現代とは比較にならないほど、大人がどっしりと構えています。
劇中、扇子や団扇がひっきりなしに動いています。やわらかな風がこちらにも届いてきそうです。
美しく、品のある作品でした。
今回はここまでです。またお会いしましょう。
千葉県木更津市 スウェディッシュサロン ゆるり間 セラピストの松井まなえでした。
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